

リーフ・ノット(英),スクエア・ノット(米)
いわゆるバインディング・ノットの一種で,荷物をまとめたり,三角巾を結んだりするときに使えます。
和服の帯締めの結び方として馴染んでいる方もいるでしょう。
片方の端側と体側が反対側の体が作っているバイト(曲げ)から同じ向きから出るのが特徴です。(写真の例では,青の端と体はどちらも赤のループに対して下→上に出ている)
しっかりと締まるがほどきやすくもある結び方です。
結び方

重ねる

ねじる

青の体の下から出た赤の索端を,青の索端の下に重ねる

青の体の下にある赤の索端を青の索端の上に回す
赤の索端を青の上から被せて下に通す
(青はその反対)

赤の体も索端も青のバイト(曲げ)の下から出るようにする
この形を覚えておく

完成
ほどき方
本結びの特徴のひとつとして,適切な手順で行うとほどきやすいことがる。

片方の体と索端を両側に引っ張る

引っ張った方はまっすぐになる
青い部分を手に持つ
まっすぐになった方の体の方向に引っ張る
本結びの亜種
以下は本結びの亜種,というか本結びをしようとして失敗した場合になりやすいものや,特定の目的でわざと異なる結び方をしているものである。
縦結び(グラニーノット)


いわゆる片結び。本結びをしようとしてこの結び方になってしまう場合が多い。本結びと違って,元側と端側がバイト(曲げ)から互い違いに出ている。強度は本結びのほうが高いが,締めやすい利点があるが締めすぎるとほどきにくい。
泥棒結び(シーフノット)

本結びの端が同じ側から出ずに,互い違いになっている。
この結び方を解いて結びなおすと本結びになりやすいので,それをみれば紐を解かれたことが明らかになり,荷物をあけられたことがわかるというところから名付けられたという。
悲嘆結び(グリーフノット)

グラニー+シーフ=グリーフ
縦結びの端が互い違いに出ている結び方。実用性はほとんどない。
このような結索は結ぶ時に違和感が多きので,実際にこのように結ぶことは少ないかと思われる。
